質量分析の測定依頼について
- 担当スタッフ:網本 智子 (E-mail: amimotohiroshima-u.ac.jp, 内線:東広島2483)
はじめに
現在当施設では、3台の質量分析装置で様々な試料の依頼測定を受け付けております。スムーズな測定及び結果返却のため、以下の手順をご確認の上、お申込いただけますようご協力をお願い致します。 ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
申込み手順
大学連携研究設備NWにて依頼測定予約をお申込ください
- 装置は3台あります。こちらの一覧表を目安にイオン化法を選択されましたら、該当する装置について「依頼測定予約」をお申込ください。 なお、依頼測定の場合には「利用資格の申請」は不要です。
- イオン化法の選択に悩まれた場合は、予約をお取りになる前に担当者へご相談ください。
- 申込書の内容は、窓口に提出いただく紙媒体にて確認しますので、NW上でのサンプル名入力・申込書アップロード・希望納期設定(変更)は省略いただいて結構です。
- 測定結果をお急ぎの方は、試料・申込書の提出時の際、直接担当者にお申し出ください(受付窓口にてお声がけください)。
依頼測定申込書をご準備ください
- 書類ダウンロードのページから「質量分析 依頼測定申込書」 (3台の装置で共通です) をダウンロードの上、太枠内を漏れなく記入して下さい。
- 「精製方法」「推定構造の確からしさ」「純度」の情報は、得られたMSスペクトルの妥当性を評価し、追加測定の必要有無を判断するために非常に重要ですので、必ず記載して下さい。
- 推定構造が確定していない試料については、反応原料やその他考えられる構造等について、できるだけ詳しい情報をご提供ください。(備考欄への記入(または別紙添付)をお願いします)
- 測定データ(rawデータ)をご自身で解析される場合、「測定のみ」の簡略書式をご利用いただけます。一連の分取物についてとりあえずMSデータを取得したい、論文投稿前に精製・同定済み試料の精密質量測定を一括で申し込みたい、など、ご希望に応じて測定内容を決定します。ご希望の方は担当者までご相談下さい。
- タンパク同定のためのnanoLC/MS/MS測定についても依頼測定を受け付けています。 詳しくはこちらのページをご覧下さい。
試料と依頼測定申込書を受付窓口に提出してください
- 一般的な試料の場合、量は1mgもあれば十分です。密栓できる小さめの容器(スクリューバイヤルなど)に入れ、 所属・お名前・試料名を必ず記載して下さい。
- アルミホイル等で遮光する場合は、その外側にラベル表示して下さい。
- 複数のサンプルを一括容器にまとめて提出する場合は、一括容器にも所属・お名前を記載して下さい。
- 通常、お預かりした試料は室温で保管します。冷蔵や冷凍保管が必要な場合は、試料提出の際にお申し出下さい。
- 窓口での受付時間は、平日9:00~12:00と13:00~16:30です。お急ぎの場合や、申込書で伝えにくい情報がある場合等は、直接担当者へ試料・申込書をお渡し下さい。
- 不安定サンプルの分析や、立会測定など、時間指定での測定をご希望の方は、まずは担当者までご連絡下さい。
測定結果について
測定が終わりましたらE-mailでご連絡します
結果報告書として電子ファイル (pptまたはpdf) をメール添付またはサーバー経由にてお届けしますが、
高性能ハイブリッド型質量分析システムのRawデータは、依頼者ご自身でも解析いただけます。
ソフトウェアについては、担当者までお気軽にお問い合わせください。
残試料は必ずお引き取りください
測定結果を確認し、追加測定のご希望がなければ残試料を受け取りに受付窓口までお越し下さい。 試料の保管スペースには限りがありますので、速やかな試料回収にご協力をお願いします。
お願い
頻繁に測定依頼される研究室におかれましては、新たなサンプルを提出される際、同じ研究室の測定済みサンプルを積極的に回収してください。
窓口にて「○○研究室の測定済みサンプルはありますか?」とお尋ねください。
他キャンパスの方へ
試料及び依頼測定申込書の提出に学内便をご利用いただけます。輸送時に試料の漏れや容器の破損が起こらないよう、試料を入れた容器は密栓して緩衝材で包んでいただき、以下宛先へお送り下さい。
【東広島キャンパス】 理学研究科気付
自然科学研究支援開発センター 低温・機器分析部門事務室 MS依頼測定試料在中