高性能ハイブリッド型質量分析システム
Thermo Fisher Scientific製 LTQ Orbitrap XL
[J108室]
オービトラップ型アナライザーを搭載した高精度・高分解能測定用の電場型フーリエ変換MSです。
有機分子,超分子,錯体,ペプチド・蛋白質,糖質,脂質などの有機構造解析にご利用ください。
特徴
- 質量分析計: リニアイオントラップ型&オービトラップ型アナライザー
- ミリマス測定: 可能
- 質量精度:3 ppm以内 (外部標準法)
- 分解能: ~100,000
- イオン化法: エレクトロスプレーイオン化法(ESI)、大気圧化学イオン化法(APCI)、
大気圧光イオン化法(APPI)、ナノスプレーイオン化法(NSI)
- 測定可能な質量電荷比範囲: 50~4,000m/z
- MSn測定: n=10段階まで多段階で実施可
- HPLCポンプ・オートサンプラーを装備
- フローインジェクション,インヒュージョンが可能
- 極性切替: リニアイオントラップでは1秒以内
- ナノ・キャピラリー・マイクロフロー高耐圧液体クロマトグラフィーシステム (Ultimate 3000 RSLCnano) も利用可能になりましたので、
タンパク同定のためのnanoLC/MS/MS測定に活用ください
- 導入時の装置紹介資料はこちらです (75kB)
利用について
大学連携NW登録設備です
担当者
- 技術センター 網本 智子 (E-mail: amimotohiroshima-u.ac.jp)
共同利用機器