エネルギー分散型X線分析装置 (EDX)
エダックス・ジャパン製 Genesis XM2
[J103室]
電子線照射により発生する元素固有の特性X線(蛍光X線)をエネルギー分散型検出で観測し, 固体表面の元素分析・組成分析をマイクロメータースケールで,迅速に測定します。測定可能な元素は,軽元素のベリリウムから重原子のウランになり, それら元素の定性・定量分析が行えます。 なお,本装置は既設のFE-SEMに付設され,点(0次元)・線(1次元)・面(2次元)での元素分析が可能です。
特徴
SEM本体
仕様
- 検出可能元素 Be(原子番号 4: ベリリウム) ~ U (原子番号92: ウラン) 定性 (スペクトル検索)・定量分析
- 検出器 Si半導体
- 検出素子有効面積 30mm2
- 分解能 136eV
- 元素マッピング
利用について
この機器は超高分解能電界放出型走査電子顕微鏡装置(FE-SEM)の付属機器です。
担当者
- 技術センター 前田 誠 (E-mail: mmaedahiroshima-u.ac.jp)
担当者がホームページを公開しています:「電子顕微鏡のページ」