単結晶X線構造解析システム
リガク製・XtaLAB Synergy R,DW
[J307室]
一般的な単結晶X線構造解析では、単結晶に単色X線を照射して、得られた回折線の情報から、単位格子内の原子の配置を解析します。 当センターのSynergyは一般的な測定はもちろん、従来機と比較して測定時間が短い、より微小な結晶でも測定ができる、MoだけでなくCu線源にも簡単に(5分程度で)切り替えが可能、といった特徴があります。 また自動解析によって、運が良ければ測定しながらに原子配置を推定できます。
特徴
- ローテーションアノード線源(MoとCuの切替え機構付き)
- フォトン検出器
- クライオシステム(LN2温度まで)
- 単結晶にX線を照射し、回折を測定することにより結晶構 造および分子の三次元構造を決定します。
- 強力なローテーションアノード線源により微小結晶 (0.05mm以下)でも測定可能です。
- 液体窒素温度までの測定では、寒剤を用意する必要はありません。
はじめての方へ
はじめて利用される方は、利用機器講習会を受講してください。
講習会の受講は必要ありませんが、初回は立会いをお願いしております。まずは河田までご連絡ください。
ご不明な点がありましたら、お気軽に河田(E-mail: kawatahiroshima-u.ac.jp、内線:2483)までご連絡ください。
利用について
- 利用可能研究設備詳細
- 相互利用予約:簡易予約画面
- 依頼測定:詳しくはお知らせをご覧下さい。
担当者
- 先進理工系科学研究科 水田 勉 (E-mail: mizutahiroshima-u.ac.jp)
- 技術センター 河田 尚美 (E-mail: kawatahiroshima-u.ac.jp)