微量元素分析システム ハロゲン分析装置 (依頼測定用)
三菱化成製 TOX-10Σ型
[J301室]
現在、ご利用いただけません。
粉末又は液体試料を熱分解して,含まれる塩素を陰イオンに変えて電解液中に溶かし,銀イオンで自動滴定して含有量を求めます。 900 ℃程度で熱分解可能な有機物などに含まれるハロゲンの元素分析に利用されます。 臭素やヨウ素につきましても分析可能ですが、塩素に比べ回収率が異なるため、あまりお勧めはできません。 なお、フッ素は石英管の劣化の原因となりますので、ご遠慮下さい。
特徴
- 精度:(各元素±0.3%)(固体・液体どちらも可能)
- 測定方法:酸化/電量滴定
- 燃焼炉温度:~1100℃(現在900℃で使用)
- 検出方法:電極による電位差測定(酸化還元電位)
- 検出電極:銀電極(塩素測定)
- 電解時間:パルス幅制御
- 電解電流:0.2mA又は2mA
- 測定範囲:塩素(0.1μg~50μg)(通常試料時)
通常試料の条件・・・1100℃以下で燃焼酸化分解可能であること。 - 測定妨害物質が存在しないこと。
- 試料量:液体(50μg以下)
固体(50mg以下) - 検出感度:塩素(10ng±5ng)
- 再現性:100±5%
利用について
現在、ご利用いただけません。
この機器は大学連携NWに登録されていません。
- 使用上の注意事項:こちらをご確認下さい。
- 直接測定には対応していません。